「Maas(マース)」スペイン語でなんて言う?

私はコンピュータ関連の仕事をしているので、

コンピュータ用語をスペイン語でどう表現するか

お伝えしますね。

  

今回は、


第25回「Maas(マース)」、スペイン語で何て言う?

です。

最近、Maas(マース)という言葉を
よく耳にするようになりました。

 

日本語では、

「サービスとしてのモビリティー
「移動のサービス化」

などと呼ばれています。

 

英語で
Mobility as a service

 

スペイン語
Movilidad como servicio

 

になります。

 

前回紹介した
Saas(Software as a service)」
(サービスとしてのソフトウエア)、

「Paas(Platform as a service)」
(サービスとしてのインフラストラクチャー)、

などの仲間です。

 

移動のサービス化と聞いて、何を連想しますか?

 

移動と聞くと、車や自転車など
移動に使う「もの」を思い浮かべますね。

この移動に使う「もの」を「サービス」として
提供することです。

 

Maasが実現することで、得られるメリットは
2点あると思います。

 

(1)移動手段の自由化

事故や天候によって、普段利用する経路での
通勤ができない場合は、すぐに別のルートを
探し出して移動でき、さらに、
毎月定額で指定範囲内の電車やタクシー等が
乗り放題になるサービスであれば
いつもと異なる路線・交通手段を利用した際の
交通費精算手続きは不要となります。

すでにフィンランドでは、
「Whim(ウィム)」というサービスが
実用化されているようです。

SuicaPasmoの進化版というイメージでしょうか。

 

(2)自動運転車

現時点でMaasとして提供されているサービスとしては

「タクシー」
「ライドシェア(相乗り)」
カーシェアリング

でしょうか。

私は、Maasを加速させる大本命は
この「自動運転車」だと思います。

例えば、

交通手段が少ない地域に住む人々や
駅から離れた所に住んでいても、
自動運転車が導入されれば、
自宅の前に自動運転車を呼んで駅まで行き、
電車に乗り、駅から目的地までタクシーで
たどり着くなんていうことが可能になり
移動の利便性が大幅に向上します。

 

何年後になるかはわかりませんが、
移動するということに対して
従来の概念が覆される社会が
やってきそうですね。

 

今回はMaasについてでした。

 

お役に立てたましたか?

次回をお楽しみに。

ありがとうございました。