「深層学習」スペイン語でなんて言う?

私はコンピュータ関連の仕事を

しているので、

コンピュータ用語を

スペイン語
どう表現するか

お伝えしますね。

 

今回は、

第14回「深層学習」、スペイン語でなんて言う?

です。

 

「深層学習」とは、

近年注目されている
人工知能研究の一つで、
人間が自然に行うタスクを
コンピュータに学習させる
機械学習の手法の一つです。

 

ディープラーニングという表現
のほうが、浸透しているかもしれません

 

前回のRPAのお話の中で
紹介しましたが、
これまで表現できなかった
抽象的なデータを認識できる点が、
大きな特徴です。

 

英語で、

Deep Learning

 

スペイン語では、

Aprendizaje profundo

 

になります。

 

ディープラーニングは、
人間の脳をモデルにした
ニューラルネットワークと呼ばれる
技術をもとにしており、
ニューラルネットワーク技術を何層にも
重ねた構造を持つことによって、
これまで表現できなかった
抽象的なデータを認識できる点が
大きな特徴です。

 

ニューラルネットワークは、

 

英語で、

Neural network

 

スペイン語では、

Red neuronal artificial
または
sistemas conexionistas

 

になります。

 

近年のインターネットの高速化や
画像データ処理の高精度化によって、
コンピュータは、
より人間に近い考え方が
できるようになりました。

 

人間が他人や動物を識別する場合、
組閣や聴覚などを駆使して
対象物の体格などの全体を見た後に
目、耳、口などの顔のパーツを認識したり、
あるいはその逆で、
パーツから全体を認識したりするような
過程を踏みますが、
従来のコンピュータシステムには
このような過程を経た認識をさせることは
困難とされていました。

 

しかしディープラーニングでは、
人間の認識過程と同じ過程を踏み
写真に写っている人の顔や動物等を
コンピュータに認識させることが
可能になりました。

 

いくつか例を挙げてみましょう。

自動運転:
ディープラーニングを使い、
一時停止標識や信号機等を自動的に
認識させています。
さらに歩行者検知にも使われており、
事故の減少に役立てられています。

 

航空宇宙・防衛:
ディープラーニングを使い、
衛星から物体認識を行い、
地上の部隊が安全なエリアにいるかどうかを
判断するために使われています。

 

医療研究:
ディープラーニングを使い、
自動的にがん細胞を検出することに

使われています。

 

産業オートメーション:
ディープラーニングは、
重機の周辺で業務を行う作業者の
安全性向上に役立てられています。
人や物が機械の危険域内に侵入した場合、
これらを自動的に検出することができます。

 

エレクトロニクス:
ディープラーニングは、
自動音声翻訳に使われています。
人の声に反応し、人の好みを学ぶことができる
ホームアシストデバイスには、
ディープラーニングの技術が活用されています。

 

また

2016年3月、ディープラーニングを用いた
「アルファ碁」と呼ばれる
コンピュータプログラムが、
囲碁の対戦で、世界最強の1人と言われる
プロ棋士に勝利したことは
記憶に新しいですね。

囲碁は、終局までの手順が、
10の360乗通りにも及ぶといわれていることから
チェスや将棋よりも次の手を読む作業が
複雑であり、コンピュータが人間に勝てない
ゲームと言われていました。

 

前回の繰り返しになって
しまうかもしれませんが、
デジタル社会の実現に向けて
考えるコンピュータ技術が
急速に進歩していることを
実感できますね。


今回は以上です。

 

お役に立てたましたか?


次回をお楽しみに。

 

ありがとうございました。