「ビッグデータ」スペイン語でなんて言う?

私はコンピュータ関連の仕事を

しているので、

コンピュータ用語を

スペイン語
どう表現するか

お伝えしますね。

 

今回は、


第17回「ビッグデータ」、スペイン語でなんて言う?

です。

 

ビッグデータ」とは、

一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで
扱うことが困難なほど巨大で複雑な
データの集合体のことを指します。
よくテレビでも聞かれるようになりました。

 

英語で、

Big data

 

スペイン語では、

Macrodatos または datos masivos

 

になります。


インターネットの普及や、
コンピューターの処理速度の向上などに伴い
生成される、大容量のデジタルデータを指します。

 

近年のブログや動画サイト、
または、FacebookTwitterといった
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の
利用者の増加により、パソコンやスマートフォン
などのコンピューターから、
文字だけでなく、音声や写真、動画などの
デジタルデータが、インターネット上の様々な
サーバーコンピューターに蓄積されています。

 

ちなみにSNSは、

 

英語で、

Social networking service

 

スペイン語では、

Servicio de red social

 

になります。

 

更に、それらのコンピューターには、
利用状況や通信記録などのログと呼ばれるデータが
日々生成されています。

 

これら、インターネットにつながる様々な
コンピューターから生み出されるビッグデータは、
合計すると数百テラ(1テラは約1兆)バイト以上とされており、
米国のIT専門調査会社IDCによれば、
2020年には40ゼタ(1ゼタは1兆の10億倍)バイトになると
予測されています。

 

ちなみに蛇足ですが、
コンピュータ上の容量の単位は

キロバイト(KB) 10の3乗
ガバイト(MB) 10の6乗
ガバイト(GB) 10の9乗
テラバイト(TB) 10の12乗
ペタバイト(PB) 10の15乗
エクサバイト(EB) 10の18乗
ゼタバイト(ZB) 10の21乗
ヨタバイト(YB) 10の24乗

になります。

テラバイトまでは、一般的になってきましたが
あと数年で、データ量は膨大な量になることが
よくわかります。

 

しかしながら、
ビッグデータは、単に大容量であるだけでなく、
非定型でかつリアルタイム性が高い
という特徴があります。

 

従来のデータベース管理システムでは、
データを定型化して蓄積し、その後で処理分析するため、
相反する性質を持つビッグデータを扱うことは困難と
されていました。

 

しかし、近年、
ビッグデータを高速かつ簡単に分析できる技術が登場し、
ビッグデータを活用すれば、
これまで予想できなかった新たなパターンやルールを
発見できることが明らかになりました。

 

例えば、アマゾンや楽天などのオンラインショップでは、
購買履歴やサイト内のアクセス情報などのビッグデータを基に、
商品を購入する際に、他のおすすめ商品を表示しています。

これはオンラインショップ利用経験があれば、
経験されてますよね。

 

ソフトバンクでも、
同社が関わる検索サイト「ヤフー」から得られる
ビッグデータを積極的に利用して、
他社から乗り換える可能性の高そうなユーザーを絞り込み、
該当するユーザーにのみ乗換案内キャンペーンのバナー広告を
表示させているそうです。

 

その他、ビッグデータには、
健康情報や位置情報、気象情報など、
様々な分野で活用できるデータが含まれているため、
新たな市場の創出が期待されています。

 

デジタル社会の実現に向けて
データ分析・活用面でも
コンピュータ技術が
急速に進歩していることを
実感できますね。


今回は以上です。

 

お役に立てたましたか?

次回をお楽しみに。

 

ありがとうございました。