「ネット依存」、スペイン語でなんて言う?

私はコンピュータ関連の仕事を

しているので、コンピュータ用語を

スペイン語でどう表現するか

お伝えしますね。

 

今回は、

第23回「ネット依存」、スペイン語で何て言う?

です。

 

インターネットの爆発的な普及によって
便利な世の中になったなと心底実感しています。

しかし一方で、
日常生活が破綻するほどまでに
インターネットに過度に依存した状態となる
ネット依存症が急速に増えているようです。

ネット依存症(正確にはインターネット依存症)

 

英語で
Internet Addiction Disorder (IAD)

 

スペイン語
La ciberadicción
または
Trastorno de adicción a internet

になります。

 

ネット依存症は、
アルコールや薬物のように依存症と
本人がはっきり認めるのは難しいものです。

 

しかし、普通に考えると「うそだろう?」と
思うようなこと、例えば自殺系サイトで
知り合ったもの同士のネット心中のようなことが
話題となり、その影響力の強さと危険性を
再認識させられましたね。

 

上記例は極端としても
特にチャットやネットワークゲームなど、
双方向性の強いサイトほど独特の世界を構築しやすく、
日常とは違う連帯感や親密感が生まれるのは
事実のようです。

 

現実での人間関係や家庭生活に疲れ、
学校や仕事などでストレスがあると、
インターネット上の疑似世界は安心で
所属感の強い場所となり、世の報道を見る限り
悩みを回避させてくれる場所となっているのは
事実かと思います。

 

自分の姿を見られることがないので
仮想の自分を生きることもでき、
一方、声や姿がないので
相手を理想化することもできます。

 

ふと我が身を振り返ってみると
PC/スマホに触れている時間は
確かにそこそこあって
主に
・メール
・LINE
・Telegram
Facebook
を一日の中でよく使っています。

軽いネット(スマホ)依存かもしれません(笑)

 

ネット依存が進むと

・自分の意志でインターネットをやめることができない
・日常生活に支障をきたす
・ネットをしていないと不安になる、イライラする
・自分が何をしているのかわからなくなる
・幻聴・幻覚に悩まされる

のような症状が現れるようです。

 

少し前の統計ですが、
総務省が、2013年6月に実施した
小学4年生から25歳の社会人まで約2600人に対する
オンラインアンケートで、
「自分はネット依存だと思う」と回答した人の割合は28.0%、
「ネットを利用するために犠牲にしている時間がある」(同57.2%)、
「睡眠時間が減った」(同37.1%)、
「勉強の時間が短くなった」(同31.9%)
という結果だったそうです。

 

若者のネット依存が本当に増えていることが
わかりますね。

便利な世の中になった反面、

・身体的な影響
・精神的な影響
・学業や仕事への影響
・金銭的な問題
・家族・退陣関係への影響

など負の側面が浮き彫りになってきました。

 

抜本的な対策は物理的な遮断しかないようですが
そのうち、一日一定時間しかネット接続できない
機能が付いたスマホ等が販売されるかもしれませんね。

今回はネット社会の負の側面に触れてみました。

 

今回は以上です。

時のたつのは本当に早いもの。

(El tiempo pasa muy rápido) 

つたないブログをお読みいただきありがとうございました。

皆様よいお年をお迎えください